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第11回福山宣言

第11回福山宣言

2006 年の「まちづくり3 法」の改正と指針の見直し、それに続く2009 年の「地域商店街活性化法」の施行など、商店街や地域商業(以下、商店街)は単に物流を担うだけでなく、地域文化の継承、地域の安心・安全、少子高齢化への対応など、生活者日常のあらゆる場面において商店街ならではの「地域コミュニティーの担い手」としての機能が求められ、またかつてこれらを担ってきたこと、そして今後ますますこの役割が大きくなるであろうことは、もはや周知のこととなった。

その一方で、われわれを取り巻く経済環境は依然厳しく、ことに今年は東日本大震災や台風豪雨などの大災害も頻発し被災地の商業復興の困難はもとより、経済状況の厳しさや世相の閉塞感が増大し、われわれ商店街の存亡はかつて無い危機的な状況にあることもまた事実である。

しかし、これら逆境とも呼ぶべき困難な状況は、われわれが地域に立脚し、担い、集い、またそこに生活する人々の絆と信頼を深めることの大切さを如実に問いかけ、指し示すこととなった。

奇しくも1000 年に一度と言われる大災害のあった今年「第11 回共通商品券全国大会」に集ったわれわれは、常に生活者と共にあり、地域と共にあるわれわれの存在を再確認するとともに、その活性化に向けた具体的方策を2 日間にわたって交流・討議した。以下、福山宣言としてまとめる。

1. われわれは、地域コミュニティーの担い手であることを自覚する。「地域コミュニティーの担い手たること」とは、すなわち商業者が常に社会の変化や地域生活者ニーズの変化に対応し「商業力」を磨くことである。その努力の成果こそが、まちの賑わいを作り出し、地域社会との関係性を深度化させ、まちは商業的機能に加え様々な社会的機能を有し発揮することになると確信する。

2. われわれが行う「スタンプ・ポイント」「共通商品券」の事業は、これらを具現化するための優れたツールであり、地域経済の活性・循環に資すると同時にお客様との信頼関係を形に現すものである。ニーズは確実に存在しており、質・量の拡充に努めることは無論、現状の規模にかかわらず、お客様の目線に立ち大切に育み発展させる努力を怠らない。

3. われわれは、日々刻々変化する社会環境や地域生活者の変化に対応し、個店、商店街のあり方や活性化のための方策を学ぶ姿勢を常に持ち、自己変革し続けなければならない。

4. 当協議会は、商店街の諸課題に幅広く取り組む組織として情報発信力を高め、問題解決の一翼を担うべく会員の拡大に努め積極的に行動する。

「逆境は玉石を選り分ける、今こそ本業に磨きをかけよ!」原点を見つめ直し地域コミュニティーの核として輝きを増す商店街へ、行動すべきは先ず我々自身であることを確認し大会宣言とする。

平成23年11月11日 第11回共通商品券全国大会